松江市立野波保育所

　毎年４月２１日に見徳寺で行われるお祭り〝お大師さん"に、にじ組の子どもたちが参加しました。道中は車に気を付けながら、「あそこにふねがみえる！」「あのはな、なんてなまえかな？」など、野波の自然を楽しみながらしっかりとした足取りで歩いていました。
　見徳寺に着くと、初めにお大師さんについての話を聞きました。特に〝こころ"〝からだ"〝くち"を大切にして日々を過ごすようにと話され、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。教えて頂いた「南無大師遍照金剛（なむだいしへんじょうこんごう）」を皆で言ったり、手を合わせて拝んだり、鐘を突いたり、普段あまり体験できないことをさせてもらい、「ドキドキしたけどたのしかった」という子もいました。最後にお菓子をもらうと「ありがとう」とお礼を言って、大事そうにかばんにしまっていました。
　帰り道は少し寄り道をして、野波の海岸端で貝を見つけたり砂遊びをしたり広場でかけっこをしたりし、満足そうな顔で保育所に帰りました。