園だより
2023年06月07日
日常生活の中のからだづくり
きりん組のみんなは、紙あそびをしたあとほうきで紙ごみを掃いて集めました。ほうきで掃くという動きは、単なる仕事だけではなく、からだづくりにとっても大切な意味があります。紙のごみをどのように集めるかというプランをたてそれをイメージすることが必要です。そしてほうきという道具をうまく操作する腕やからだの動きが必要です。さらに、右手でほうきを操作し左手で塵取りを操作するというように、右手と左手が違う動きをする必要があり、左右が分離した動きができることが必要です。そして、ほうきを掃くためには自分のからだの中心(正中線)を越える動きが必要になります。(右利きの子なら右から左に掃く動きの中で正中線をしっかりと越える動き)正中線を越える動きがうまく獲得できていない子もいます。正中線を越える動きが獲得されていると、机の上でノートに文字を書いたり、定規で線を左から右にひいたりすることがスムーズにできるようになります。ほうきで掃く仕事の中で、しっかりと体の真ん中(正中線)を越えるように掃くよう教えてあげるといいですね。